好きな色に性格は出る 【グレー編】

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いよいよ、好きな色に性格が出るシリーズの最後のカラーになりました。
今回はモノトーンのグレーについてです。

 

◆ポジティブ面

グレーは、自己主張の無いニュートラな色と言われます。
そのため、派手な色とも良いハーモニーを生み出す効果がとても高い色なんです。

 

日本では江戸時代に一般庶民に贅沢禁止令が出ていましたが、そんな中でも、庶民たちは様々な工夫を凝らして、茶色同様たくさんのニュアンス違いのグレー(鼠色)を生み出して来ました。


その時代で有名なグレーとしては、少しグリーンがかった「利休鼠(りきゅうねずみ)」、白銀から生まれた「銀鼠(ぎんねずみ)」などがあり、今でも日本の伝統色の中に残っています。

 

そんな庶民達に愛されたグレーは、今の時代ではビジネスの場で好まれていたりします。


強すぎず、誰とでも上手く合わせられ、ニュートラ落ち着いた印象を与えるからなんですね。

 

また、効率的な印象もあり、都会的な雰囲気を作る事も出来ます。
強い個性はありませんが、控えめな上品さを醸し出せます。


 

◆ネガティブ面

強い個性を持たないグレーは、誰とでも合わせらる=優柔不断曖昧受け身というイメージも根強くあります。

 

そんな面が強調されてしまうと、曖昧なのは白黒はっきり出来ないという意味にとられ、変な疑惑や不信感を表る場合もあるんですね。

 

また、地味で控えめな印象なので、不安感を増長させてしまう可能性もあります。

 

 

◆グレーを使うと良い場面

・無難に済ませたい時

・効率よく仕事をしたい時

・忍耐強くいたい時

・落ち着いた雰囲気を出したい時

・上品だけどおシャレな感じにしたい時

 

 

◆グレーをさけた方が良い場面

・積極性を発揮したい時

・決断力を発揮したい時

・個性を押し出したい時

・感情を表現したい時

・不安を感じている時

・憂鬱な気分な時


 

グレー好きな人は強烈な個性は出ませんが、誰とでも合わせられたり、中立を保つ事が出来る人が多いです。
その反面、変化を嫌い用心深く慎重で妥協しやすい人と思われてしまう事もあります。

 

洋服その物だけでなく、アクセサリーなどにグレーを取り入れると、オシャレ感エレガントさを表現しやすいかもしれません。