好きな色に性格は出る 【青紫編】
青紫ですが、基本の紫色の染料となる植物はとても採集が難しいため、とても貴重色とされてきました。青紫も青よりですが紫なので、人々の憧れる色であり、貴族など高貴な人達のみが着用でき、神聖な場所に使われてきました。
古くは、冠位十二階の位の高い色、また、万葉集・源氏物語をはじめ、江戸時代の近松門左衛門の文学などにも頻繁にも登場する色です。
◆ポジティブ面
前述した通り、青紫には、高貴で上品なイメージがあり、更に神聖さ、神秘さも表します。
紫自体は、青と赤を混ぜて出来る色なので、内面的なモノを外に向かって表現するイメージになりますが、青よりの青紫になると、精神的な内面の深い部分と結びつき、インスピレーションや創造力、洞察力が高くなります。
紫の色をもつ植物には薬としての効能もあり、西洋では薬草のラベンダーがよく知られています。ラベンダーと言えばリラックスによく使われますね。高ぶった気分を鎮め、心に落ち着きを取り戻してくれる効果があるのです。
また、青紫は紫の直観力と青の知性が合わさるので、感受性や創造性が高まります。
青紫系の植物ですと、スミレ、桔梗、ラベンダーのお花があり、これらのお花のイメージから、清楚で、上品なイメージを与えます。
◆ネガティブ面
青紫は気持ちを落ち着けるため、活動性が抑えられてしまうので、行動力や意欲なども減少し、作業効率自体が下がってしまいやすいです。
青だけですと秩序正しい雰囲気があるのですが、紫の感性的な要素が強く出るため、ビジネスの場には、あまりそぐいません。
青紫好きには、感性豊かな人が多く、芸術家肌なため、繊細でつきあう人を選ぶところがあります。
◆青紫を使うと良い場面
・直観力を働かせたい時
・芸術的な感性を高めたい時
・洞察力を深めたい時
・創造性を発揮したい時
・自尊心を高めたい時
・権威がほしい時
・自分の時間を大切にしたい時
◆青紫をさけた方が良い場面
・明るさをアピールしたい時
・軽快さをアピールしたい時
・効率良く働きたい時
・会話をはずませたい時
・誰とでも仲良くしたい時
青紫が好きな人は、自分の感性を活かせる事を望む傾向が強いです。
内省をしつつ、インスピレーションも刺激するので、個人のお部屋のインテリアに使うと、より自分の時間を充実させられて満喫できる様になりますヨ。