好きな色に性格は出る 【青編】
青と言えば、空、水、海などを連想させます。そこから、冷たさ、さわやかさ等が感じられます。そのため、冷たい飲料や食べ物、解熱剤などのパッケージに使われがちなんですね。
また、青のベースになる色が、青系か黄色系かによって青の色見が変わり、その色の持つイメージもちょっと違って来ます。
例えば、紺とターコイズでは、同じ青系ですが、印象が違いますよね。
紺は信頼や秩序を守る感じです。一方、ターコイズでは元気を与えてくれる感じです。
◆ポジティブ面
青は水や空を表すので、清涼感があります。
また、冷たさを表す色のため、副交感神経を優位にさせ、血圧を下げて安定させ、興奮を鎮めて心が落ち着く作用があるのですね。
そのため、冷静に指示に従う印象につながり、信号の青に使われたりもしています。
日本伝統の青というと「藍」で誰もが使う身近な色でした。
それに対して西洋では、「ロイヤルブルー」と言う様に、イギリス王室の色です。
また、イギリス貴族の愛称として「ブルーブラッド」等と言われ、高貴なイメージが強くあります。
また、イギリス海兵隊の制服にも青(ネイビーブルー)が使われていて、品行方正で知性的、信頼の印象があるため、日本でも多くの企業で制服やコーポレートカラーに取り入れられてます。
青は理性的で自制心が強い印象なので、ビジネスに有効です。集中力を高めて効率アップにつながります。
◆ネガティブ面
青は理性的な印象があるため、枠からはみ出す事を嫌う、つまらない人という印象を与えてしまう事もあります。
また、落ち着き過ぎて、孤独や憂鬱感につながってしまう事もあるので、気を付けましょう。
ここから、「ブルーマンデー」や「マリッジブルー」等と言った言葉が象徴していますね。
◆青を使うと良い場面
・興奮を鎮めたい時
・リラックスしたい時
・精神的な余裕がほしい時
・深く眠りたい時
・説得したい時
・集中して物事を考えたい時
・勉強や仕事をはかどらせたい時
・爽やかさを感じたい時
◆青をさけた方が良い場面
・寂しさを紛らわせたい時
・活発さをアピールしたい時
・楽天的になりたい時
・エネルギーがほしい時
・暖かさを感じたい時
青は興奮を鎮めてくれるので、疲れを取り除くには最適の色なんです。
寝室に取り入れて疲労回復につなげれば、翌日のパフォーマンスが良い物となる可能性が高くなりますね!