好きな色に性格は出る 【茶色編】
茶色も幅広い色見を持つ色で、赤より、黄色より、オレンジよりの茶色があります。
茶色は、赤・黄色・オレンジの鮮やかさを削ぎ落とし、深みを増して出来る色のため、華やかさや個性的な印象はありません。
◆ポジティブ面
茶色は、土・砂・樹木など、四季を問わずに存在する自然界の色なので、安らぎや親しみ、ぬくもり等を感じます。
また、地に足が着いた感じがあるので、堅実、現実的なイメージもあります。
西洋では、茶色と言えばチョコレートやコーヒーの印象が強いので、カラーイメージよりもアロマ的要素が強い印象があります。
日本の文化としては、一般庶民が贅沢を禁じられていた江戸時代には、「四十八茶百鼠」と言われる様に、微妙なニュアンスの違いの茶色を、着物や食器(お箸やお椀)に使われていたため、生活に密着した素朴感もあります。
最近は、その素朴さから発展し、エコや天然志向などの印象も含む様になりました。
◆ネガティブ面
安心・安定感が強くあるため、逆に見ると、地味な印象、個性が無い、ありふれた感じ等の印象を与えがちです。
また、大胆や刺激的な事を避けるため、慎重さや自己表現が下手な印象も与えてしまいます。
堅実さ、現実的、な感じが行き過ぎてしまうと、頑固という印象にもなってしまいます。
◆茶色を使うと良い場面
・堅実さをアピールしたい時
・心を落ち着けたい時
・親近感を与えたい時
・信頼感を得たい時
・気持ちにゆとりを持ちたい時
・警戒心を和らげたい時
・物事を分析したい時
・精神統一したい時
◆茶色をさけた方が良い場面
・注目を集めたい時。
・華やかさをアピールしたい時。
・刺激がほしい時。
・印象を残したい時。
・諸ン発力を発揮したい時。
茶色が好きな人は、堅実で頼りがいがある人が多いです。
家庭では包容力があり、穏やかな人で、周囲の人々を和ませたりもします。
ただ、どうしても地味な印象が残ってしまいがちなので、もの静かな人が茶色を多用してしまうと、個性が無く見え、印象に残らなくなってしまいがちです。