悲しみが色褪せる時は来るのか?

母を無くして、早半年以上。

時が経てば、悲しみは少しずつ色褪せる物だと思っていた。

でも、実際には色褪せる事は、まだ少しもない。

 

「また、明日ね!」そう言って、それぞれの部屋で眠ったまま、

私にはいつも通り明日は訪れたが、母に明日は来なかった。

 

突然、今まで居て当たり前だった人がいなくなる。

 

こんなにも、私の心の支えになっていたなんて・・・。

本当に失ってから気付くなんて。

失ってから思い知らされる、色々な物事の大変さ。

 

今まで本当に頑張ってくれてありがとう!

素直にそう思える時と、

なんで私を置いて突然逝ってしまったの!?

との思いが、日々、どころか刻々と思いが交差する。

 

最初の1年はツラいわよ、と多くの人は私に言った。

1年どころじゃない、3年くらいは落ち着かなかった、と私の友人は言った。

そして、今でも恋しく思うわよ、と別な母の友人は言っていた。

 

半年過ぎても、まだまだ涙が涸れる事はない。

私自身、今普通に生活している事が不思議に思える。

 

忘れたくないけど、この苦しさ・辛さからは逃れたい。

でも、逃げられないんだろうナ。

色々と学べる事も多いけど、辛すぎる。

 

こういう思いをしているのは私だけじゃない。

分かってはいる。

・・・けど、弱音が溜まって自分を見失いそうになる。

 

人生最大のピンチに直面している今、

ただ、独りで生活しているだけで、生きてるだけで、

それだけでも、よく頑張ってる!

 

母もそう思って見てくれているのだろうか。。。

 

また会える日まで。