綺麗な空を見てるのに・・・
最近はお天気も良く(関東圏は)、秋の青空が一段と綺麗に見えますネ。
銀杏の木も黄色に色づき、他の樹も赤く紅葉が始まってきたり。
一段と空の青さが映える感じですね。
でも、そんな綺麗な青空を見ていて、悲しくなったりした事はありませんか?
悲しくなる原因が何か、ちゃんと分かっている人は、その悲しみをきちんと感じましょうね。
悲しい原因が分からない?でも、綺麗な空を見ると悲しくも感じしまう・・・そんな人は、ちょっと注意が必要です。
青い空と紅葉した木々(黄色や赤)は、ほぼ反対に近い色合い(補色)なんです。
この補色の配色は、心に訴えかけたり、人の注意を引きつけたり、かなり強い色の組み合わせになります。
この色の補色の様に、人の心にも同様の思っている事と正反対の感情を持つ現象があります。(専門的には「反動形成」と言われます)
この現象を心理学的には、自己防衛機能の1つとして考えられています。
例えば、自分で受け入れがたい苦痛や状況が発生した時に、まるで本人はそれがなかったかの様な振る舞いをしたり、記憶がすっぽりと抜け落ちたりしまう、感じです。
なので、綺麗な秋の空を見て、何故か悲しく感じる事があるならば、
一度、蓋をしてしまった感情や出来事が無いか、自分に聞いてあげましょう。
尋問の様に無理に聞きださなくてOKです。
「何で自分は悲しく感じてるんだろう?」ぐらいの軽さでOKです。
何も浮かんで来ない場合も、深追いはしなくて大丈夫です。
もし、涙が浮かんでくる様だったら、暫く出て来る涙を止めないであげて下さい。
原因究明しなくても、涙を流すだけで、少し蓋をしてしまった感情が癒されていますから。
これから都心も紅葉がどんどん進んで、街並みも一層綺麗になりますネ!